一重の「山吹」の群落・・・散歩道の土手でパチリ
4月8日に、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が出されました。
8日の全国の感染者数は520人、初の500人越えだそうです。東京都で144人、暁庵の住む神奈川県でも65人増で、それぞれ最多の感染者数になりました。
どこまで増加するのかしら、いつ減少に転じるのでしょうか・・・驚きと不安が交錯します。それに緊急事態宣言の対象地域だけでなく、地方の感染者数が増えているのが気がかりです。
(詳しくはこちらで確認ください https://covid-2019.live/ )
・・・ここまで書いたところで玄関のチャイムが鳴りました。
届いたのは木製パラソル、不要不急の物ですが、今までベランダで使っていたパラソルが痛んできたのでネットで注文しました。
今年は珍しく6つも花をつけた「花かんざし」
あっという間に葉を伸ばした「擬宝珠 (ギボウシ)」が逞しく眩しい
卯月(4月)になると、草や木々の新芽が一斉に伸び出して、花は次々と咲き乱れ、庭は輝くような生命エネルギーに満ち溢れます。
今まで植木鉢の中で息を潜めていた草花も逞しく成長し、気が付けば小さな蕾を付けています。
小さな庭ですが、若葉の色に包まれ爽やかな風に吹かれながらベランダでお稽古をしたら・・・と思い立ちました。
今、お稽古をお休みしています。
もし連休明けにお稽古を再開することができたら、ベランダ茶会のような立礼席を設えて、茶箱の卯の花や雪点前をしてみようと、せっせと準備しています。自分が置かれた状況の中で、少しでも前向きに考え、行動できれば・・・と思います。
射干(シャガ)・・・だいぶ増えたけれどもっと増やしたいお気に入りです
風鈴苧環(フウリンオダマキ)が次々と咲いています
「碇草(イカリソウ)」・・・活けるのが難しい花です
卯月のある日 ベランダで
外はコロナウイルスの嵐が吹いているけれど
小さな庭は私の平和な”秘密の花園”
冬の間 ベランダの植木鉢で眠っていた草花が
卯月の陽光に目覚め 柔らかな若葉色に染まっていく
新しいパラソルをベランダに広げて 茶箱の雪点前
お気に入りの菓子「令和」を勧め 無心に茶筅を振る
お客がツレ1人なのが ちと寂しい・・・・
たまに聞こえる鳥のさえずりが一番のご馳走かな
もう一服いかが?