(「FLOWER GARDEN]にて・・・5月21日撮影)
薔薇のことばかり続きますが・・・
「五百生のお茶のご縁」で紹介した「心に響く100の言葉」(特別保存版 PHPアーカイブス)の中に、「薔薇の詩」がありました。
薔薇ノ木ニ
薔薇ノ花サク。
ナニゴトノ不思議ナケレド。
・・・・白秋
「まるで何事の不思議も無いように、天地の摂理・営みは、私たちの目に見えないところで、瞬時のひまもなく進みつづけているのでしょう。
この詩は、摂理・営みのままに生かされ、生きている私たち生物の息吹を伝えてくれます。生きる命を感じさせます。
私は何時も、こんな風に自然に生きてゆきたいと希(ねが)っています。
種々の花々が夫々に咲いて、光こぼれる美しさを、羨ましく目の前に浮かべながら・・・自分の営みを探っています。 加藤道子 」
加藤道子さん(俳優、1919-2004)の座右の銘で、白秋の「薔薇の詩」にエール(先人のことば)を書いています。
何度読んでも、なんて!さりげなく、生きることを後押ししてくれる「薔薇の詩」なのでしょうか。
ナニゴトノ不思議ナケレド。
この詩句とともに、先日の美しく咲く薔薇たちに今の世を生き抜くエールをたくさんもらったような気がしています。
本日中(5月25日)に首都圏・北海道で緊急事態宣言が解除されるとのことですが、まだまだ困難な日々が続きます。
それでも、しっかり前を向いて自然のままに生きていきたいと思います。