令和6年の初釜は耕雲亭にて・・・その1序章
昨日(1月20日)、無事に(?)4泊5日の入院生活を終え退院しました。他事ながらご安心ください 。 入院中に気になっていた令和6年初釜についてやっと書ける状況になり嬉しいです。入院中はパソコンは持ち込み禁止だったのでひたすら安静に務めました・・・これにについては初釜のことを書き終わったら書けるかしら?? (耕雲亭の躙り口)...
View Article令和6年の初釜は耕雲亭にて・・・その2 水屋と濃茶・第1席
(御軸は「聴松」、紫野大亀師の御筆です) つづき) 令和6年1月14日の朝、KTさんと待ち合わせて東京駅へ向かい8時20分に到着。タクシーでロイヤルパークホテルへ向かいました。8時50分に支度担当の5人が耕雲亭に集合し、9時45分席入りの第1席に間に合うように各担当に別れて準備を進めます。水屋は十分な広さですが、薄茶席のN先生社中もいて5人に留めて正解でした。...
View Article令和6年の初釜は耕雲亭にて・・・(3)濃茶・第2席
(池の向う側に「源氏香」(和食レストラン)があります) (令和6年をお祝いしてお屠蘇で乾杯) つづき) 濃茶第2席のお客さまは6名様、正客Rさま、次客から五客様まではN先生社中のSさま、Yさま、Oさま、Mさま、詰はKYさまです。 N先生社中の方は茶会デビューとのことで、ゲストのRさまとKYさまに正客と詰をお願いしました。...
View Article令和6年の初釜は耕雲亭にて・・・(4)午後の薄茶・第3席へ
(露地を通って薄茶席へ向かうお客さま) つづき) 「源氏香」で会食後、午後の薄茶・第3席と濃茶・第4席に参席しました。 腰掛待合で連客を待っていましたが、なかなか現われません(午後の最初の席だったので水屋が忙しかったことでしょう・・・)。...
View Article令和6年の初釜は耕雲亭にて・・・(5)濃茶第4席へ
つづき) 濃茶・第4席へ席入りしました。最終のお席です。 正客はN先生、N先生社中の方3人、詰が暁庵の5人でした。この席のお点前さんはY氏、「源氏香」のチーフでもあり、今回の初釜の功労者でもあります。耕雲亭の茶会に慣れていない暁庵をサポートして八面六臂の活躍をしてくださいました。 「あと2人は入れるので、「源氏香」の方をお招きしてはいかがかしら?」 「えっ!よろしいんですか?」...
View Article令和6年の初釜は耕雲亭にて・・・(6)終章・おたより
(紅梅が満開になりました・・・散歩道にて) (我が家の蝋梅の木にメジロが訪問中です) つづき) ブログに書き始めたら思いがけず長くなってしまいました。 最後にゲストのKYさまとHYさまから頂いたおたよりを初釜の思い出に掲載させていただきます。よろしかったらご一読くださると嬉しいです・・・。 KYさま 暁庵さま...
View Article水指の贈り物
昨日(2月5日)は思わぬ大雪になり寒さがこたえますが、いかがお過ごしでしょうか? 1月24日のこと、思いがけず水指が届きました。 陶芸家の染谷英明さんからです。暮れに電話を頂き、 「11月4日には遠くから個展(・・・陶芸展ではなく絵画展でした)へ来ていただき、ありがとうございました!...
View Article無事退院しました・・・
(帷子川の川面が輝いて・・・・2月28日の散歩中に撮影) 令和6年2月26日(月)午後に無事に退院しました。 ご心配をお掛けしましたが、先ずは順調に回復していますのでどうぞご安心ください。 (川べりの柳がうっすらと緑ぽくなってきました)...
View Articleスウェーデンの茶友から
昨年11月に目出度く茶名を頂いた、スウェーデン在住のオーネルさんからお見舞いと近況報告の嬉しいメールが届きました。 オーネルさんからのメール 暁庵先生 次の手術でまだ入院されてるのでしょうか ? 早くお元気になられることを願っています。 先週は近くの図書館で茶の湯を説明し、20人位の方にお茶をおもてなししました。...
View Article早春の茶事に招かれて・・・(1)
待合に飾られた嵯峨面(今年の干支の辰) 2月18日(日)に早春の茶事へお招きいただきました。 1月17日に黒子切除の手術をし、退院しても鼻に大きな絆創膏をしていました。元気でしたが、絆創膏がなんともうっとおしく気持が沈んでいた時に茶事のご案内が届いたのです。茶事バカなので何よりの励ましに思え、嬉しかったです!...
View Article早春の茶事に招かれて・・・(2)
つづき) 中立後、銅鑼の音で後座の席入りです。 床には、太郎庵椿とアブラチャンが伊賀焼の旅枕に生けられていました。 太郎庵椿は、江戸中期の茶人・高田太郎庵に因んでその名がつけられたと言われている中京地区の名椿です。原木が熱田神宮にあると聞いたことがあります。残念ながら我が家には無いので、ピンクの蕾を膨らませている太郎庵椿に会えて嬉しかったです。...
View Article三寒四温の散歩道
(稲荷社があるので、勝手に稲荷山と名付けています ) 暖かくなって喜んでいると、雨が降って寒くなり、春先独特の三寒四温の日日ですが、いかがお過ごしでしょうか? 今日は雨になり、寒いっ~です。でも、一雨ごとに春が近づいている気配を濃厚に感じます。 そんな或る日、暖かさに誘われて散歩へ出掛けました。庭の小さな花壇に春の花を植えたくなり、目指すは花屋さん。...
View Article散歩ランチのシーズン到来
(運が良ければ帷子川でカワセミに出合えます) 昼間の温度が15℃を越える日が続き、いよいよ散歩ランチのシーズン到来です。 散歩だけでもよいのですが、ランチが加わると楽しみも倍増します。 3月14日、令和6年になって初めての散歩ランチへ出かけました。...
View Article立礼の茶事を再開します
令和6年4月から立礼の茶事を再開します。 令和5年10月29日に「野月の名残りの茶事」(立礼の茶事)をした時に、炉の時期は茶事をお休みし、来年風炉の時期が近くなったら茶事をするかどうか決めよう・・・と思っていました。 先のことは何があるかわからないからです。 思いがけず手術入院がありましたが、入院中も茶事のことを考えていました・・・。...
View Article雨降りの日に・・・貯金箱旅行
(彼岸桜と木蓮・・・近所の直売所で購入、壷は神奈川焼三代井上良斎作) 今日で3日も雨が続いています。 桜の開花宣言が待たれますが、これで少し遅くなったかもしれませんね。 2月28日が結婚記念日ですが、1カ月遅れで1泊2日の旅行に行くことにしました。 それで、旅行に使おうと思って500円玉を貯めていた貯金箱を開けることになりました。...
View Article特別稽古・・廻り炭之式・且座之式・一二三之式
(且座之式の花・・・利休梅とクリスマスローズ(雪起しとも)) 3月22日(金)に聖マリアンヌ医科大学病院へ検診に行きました。 「また病院ですか? 病院が好きですね・・」と長男から言われるほど病院通いが続いています。 朝9時頃、途中にある野菜の直売所の前を通ると、桜の花束が目に入りました。...
View Articleスウェーデン・茶名披露の茶事だより・・・その1
(Oさまから茶名披露の茶事の写真が送られてきました・・・) つづき) Oさまへ こんばんは。暁庵です。 昨日(3月3日)は日曜日なので郵便局本局へ行き、航空便で掛け軸を郵送しました。 前はもっと簡単だったような気がするのですが、ラベルをタブレットで打ち込んで作るのに1時間かかりました。...
View Articleスウェーデン・茶名披露の茶事だより・・・その2
つづき) スウェーデン在住のOさんから写真添付のメールが続々と届きました。 写真からOさんのこの茶事にかける意気込みや、お客様さまの茶名拝受をお祝いする温かな気持ちが伝わってきます。 それにお客さま(男性も女性も)の着物姿がチャーミングで、スウェーデンの皆さまのお茶に対する並々ならぬお心を感じました。 私も今できることを楽しみながら茶の道を歩き続けたい・・・という勇気をたくさん頂きました。...
View Articleナマケモノの自主稽古
(我が家のしだれ桜が一分咲きです・・・さくら雨の合間に撮影) 3月末から立礼の稽古をあわてて始めました。 今年初めて立礼の茶事を4月半ばに予定しているので、自主稽古を泥縄で頑張っています。 いざ稽古を始めると、前回から半年経っているので覚えているつもりでも曖昧なことだらけでした。しかも、思い込んでいた間違いがあったりして「どうしょう!」 (植え付け前のパンジーの鉢)...
View Article五事式の茶事に招かれて(令和6年卯月)
(春雨にけむる「私のサクラ」・・・台所の窓からパチリ) 令和6年卯月7日、社中M氏の五事式の茶事へお招き頂きました。 あれから日が経ちましたが、随所にM氏のおもてなしの心意気を感じるお茶事だった・・・と、散りゆく桜を台所の窓から眺めながら思い出しています。 茶席は横浜市中区の「加藤」で行われ、ご亭主はM氏、半東はKTさまです。...
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