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新緑の美しい今日庵・兜門 (4月22日撮影)
目の回るほど忙しかった4月・卯月が今日で終わろうとしています。Image may be NSFW.
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「何故そんなに忙しかったの?」「忙しすぎて心を亡くさないように・・・、もう若くはないんだから無理しちゃダメ!」と何処かから声が聞こえてきます。
4月25日に東京都、大阪府、兵庫県、京都府で緊急事態宣言が発令されましたが、発令直前の22日と23日に京都・今日庵へ行ってまいりました。 Image may be NSFW.
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京都で暮らしていた時以来ですから7,8年ぶりの今日庵訪問です。
脇門からお玄関に入り、滞りなく用事を済ませると、無色軒に通されました。
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(四代仙叟お好みと伝えられる無色軒)
一歩中へ入ると、とても懐かしい感じがしました。
行灯の灯りだけのほの暗い座敷に座ると、障子の桟の景色が目に飛び込んできて、しばしうっとり見惚れていました。出来ることなら、ずっ~とここに座して障子の景色の変化を見ていたい・・・と。
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無色軒(むしきけん、重要文化財)は、四代仙叟好みと伝えられる裏千家の茶室です。
無意識に懐かしさを感じたのは、どこか金沢の灑雪亭(仙叟好みと伝えられる)に似ていたのかも?(金沢・灑雪亭に魅せられて京都の古家を灑雪庵と名付けて3年ほど住まいしました)
無色軒は天明8年(1788)の大火で罹災後、七代最々斎が再建しています。榑縁(くれえん)張りの部分はもと寒雲亭の柳の間とつながっていたそうです。
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(もと寒雲亭とつながっていたという榑縁(くれえん)張りの部分)
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その日のお軸は「柳緑」、花は木蓮の白い蕾と花筏、大ぶりの魅力あふれる花入れは信楽焼でした。
お菓子が運ばれ、薄茶一服を美味しく頂戴しました。
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「うぐいす餅」 (老松製)
ちょうどその頃、同門社中のI氏が入っていらして、今日庵で会えたことが嬉しく、心強く、明日の親授式の時間などを確認し合って、一足先に失礼しました。
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(立派な表千家の御門ですが、脇門は開けたままでした)
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(武者小路千家)
まだ15時を過ぎたところだったので、小川通リをぶらぶら歩きながら楽美術館を目指しました。
裏千家に続いて表千家、そして更に下って行くと武者小路千家があります。
楽美術館は暁庵にとって思い出多い、大好きな美術館ですが、コロナ禍で入場制限をしながらも、「やわらかなぬくもり」展が開催中(5月9日まで)です。
颯々の今日庵にて・・・(2)へつづく