スウェーデンからのお茶だより・・・瑞暉亭の今昔-2
緑に囲まれた、今の瑞暉亭(ずいきてい) 昔の瑞暉亭(つづき) 2.藤原銀次郎(王子製紙社長、茶名・藤原暁雲、1869-1960)の寄贈 イダ・トロッチック(Ida...
View Article友にエールを・・・茶道会館・研究会茶会「つぼ仙人」
2016年9月4日、茶道会館(高田馬場)で行われた研究会茶会へ出かけました。 茶道会館で学んでいる方たちの曜日ごとの研究会が毎年行っている茶会ですが、 今年から6月と9月の2回に分けられたとのことです。 今年も茶友Yさんへエールを送りたくって、後半の9月の茶会へFさん、Kさんと3人で繰り出しました。 10時半に高田馬場駅で待ち合わせです。...
View Article長月の稽古だより・・・三重棚で盆香合
9月7日(水)は長月の最初の稽古日でした。 8月の夏休みモードに終わりを告げ、気合を入れて稽古に励まなくては・・・と、気持だけは前向きです。 その日は、FさんとN氏が残暑にもめげず、颯爽と着物姿で来庵してくださいました。 ・・・ところが、暁庵は暑さでバテ気味のため洋服で失礼しました。 購入したばかりの三重棚を使ってみました。...
View Articleスウェーデンからのお茶だより・・・Oさんのメール
1990年に建てられた、新・瑞暉亭の広間 スウェーデンのOさんからメールが届きました。 新・瑞暉亭のことを知りたい、日本にも紹介したい・・・という要望に応えて、 関連の記事を翻訳してくださっています(アリガトウ!)。 そんなOさんの近況を今日はお茶だよりとしてご紹介します。...
View Articleお茶サロンまであとわずかになりました
庭先でハーブティーを一服・・・夏のある日に 9月24日(土)開催の第3回お茶サロンまであとわずかになりました。 胸をドキドキさせながら、暁庵、相田康子さん、Kさんの3人のスタッフがお客さまをお迎えします。 なんといっても、お客さまとのお出会いが一番の楽しみです・・・・。 Kさんが続き薄茶の稽古に励んでいます。...
View Articleスウェーデンからのお茶だより・・・・瑞暉亭の今昔-3
オーネル家の林檎の木とお孫ちゃん Oさんことオーネル敏子さんから次のようなメールと訳文が届きました。 「瑞暉亭(ずいきてい)についていろいろな方が書かれたものがあり、 瑞暉亭のタイトルで一冊の本になり1996年に出版されています。 ウーラ・ワグナーさん(当時の民族博物館長)の文はその中のものです」...
View Article茶箱点前の記・・・・玄々斎
9月に入ってから関東では長雨が続いていて、残暑はこれからでしょうか? 8月中は暑いので瓶掛けで気軽に・・・と茶箱点前をしていました。 月(拝見あり)、雪(拝見ありとなし)、卯の花(拝見ありとなし)です。 茶箱点前をもっと普段の稽古に取り入れたい・・・と思い始めています。 その理由は2つ。...
View Article東京教室の稽古・・・長月のかぐや姫 in 2016
台風の影響もあり、秋の長雨が続いています。 長月19日(月、祭)は敬老の日であり、S先生の東京教室の稽古でした。 その日は、祥雲寺さんの都合で、いつもの稽古場ではなく、本堂奥の和室で行いました。 床、書院が備わった12畳もある和室です。 床のお軸は「壺中日月長」(こちゅうじつげつながし)紫野広州宗澤(大徳寺483世)の筆です。...
View Article第3回お茶サロン「お茶とハーブティーを楽しむ会」-1
採取した野の花 数日前から天気予報ばかり気になりました。 第3回お茶サロンは「秋野を吹き抜ける風」を感じる茶会にしたい・・・ とひそかに考えていたので、秋野を彩る草花を採取しなければなりません。 連日の雨模様で「雨の中でも採りに行くしかないかしら?」と空を睨んでいると、前々日の天気予報で...
View Article第3回お茶サロン「お茶とハーブティーを楽しむ会」-2
茶会内容の変更があり、10時30分に待合へ集合です。 板木が打たれ、桜湯を志野の汲み出しに入れ、半東Kさんがお出ししました。 待合の掛物は短冊、 「清風在竹林」 紫野 大亀老師のお筆です。 席入後に正客からお尋ねがあり、次のようにお話したような・・・。 「竹林の竹は今日のお客さまです。...
View Article第3回お茶サロン「お茶とハーブティーを楽しむ会」-3
つづき薄茶で薄茶は半東Kさんにお願いしました。 水屋では相田さんが、煙草盆、干菓子、仕組んだ茶碗などしっかり用意しています。 私はちょっと水屋で一休みしてから席へ入りました。 丁度、正客Sさまから茶入と仕覆の拝見が掛かり、Kさんが茶入を浄めているところでした。 とても落ち着いて、いつものように点前をしています(ヨカッタ! なんせ入門して年月が浅いので・・・)。...
View Article第3回お茶サロン「お茶とハーブティーを楽しむ会」-4
昼食後、ハーブティーを楽しむ会が始まり、相田康子さんにバトンタッチです。 相田さんはお茶の稽古も熱心ですが、(社)日本ティーコンシェルジュ協会・1級認定講師でもあります。 その日は3つのテーマでハーブティーを楽しみました。 一番目は、「水色の美しいハーブティー」です。...
View Articleスウェーデンからのお茶だより・・・・Oさんのメール(その2)
「茶の湯」と「瑞暉亭」の本 9月28日にOさんことオーネル敏子さんから嬉しいメールと訳文が届いていたのですが、アップが遅くなりました・・・ 私がとても知りたかったイーダ・トロツィグ(Ida Trotzig) についていろいろ調べてくださって、...
View Articleスウェーデンからのお茶だより・・・・瑞暉亭の今昔-4
掲載された本 「瑞暉亭(ずいきてい)} 私達の祖母イーダ・トロツィグ Gavy Stenberg Koch ゲイビー ステンバリ- コック Ume Stenberg Radbuch ウメ ステンバリ- ラドブッシュ 訳者 オーネル敏子...
View Article訪ねびと・・・
玄関に野の花を生けて・・・ 10月某日のことです。 「お稽古を見学したいのですが・・・」という電話を頂きました。 「駅からバスに乗って、○○バス停で降りてそこで待っていてください。 お迎えに行きますから。バスに乗る前に電話をくださいね・・・」と私。 約束の時間前からそわそわしながら待っていたのですが、...
View Article韓国旅行の支度中です
井戸茶碗・・・堂々として魅せられます 明日から3泊4日の韓国旅行へ出かけます。 短い旅行ですが、韓国を訪ねるのは8度目(?)になり、15年ぶりかしら? 韓国は時々訪れたい、とても気になる隣国ですが、一緒に行く友人や興味のあるツアーに縁遠く、歳月だけが過ぎて行きました。...
View Article韓国を訪ねる旅ー1 粉青沙器(ふんせいさき)って?
美しく精密な文様の高麗青磁の壷(釜山青磁窯址) ・・・最初に訪問した東亜細亜文化財研究院にて 10月10日から3泊4日で韓国・慶尚南道(キョンサンナムド)を旅してきました。 慶尚南道は韓半島(朝鮮半島)の東南側、釜山広域市の西側に位置しています。...
View Article韓国を訪ねる旅ー2 井戸茶碗の故郷へ
金海茶碗の巨大なオブジェ (金海粉青陶磁館にて) 10月11日(2日目)は2つの陶磁館、金海粉青陶磁館と熊川陶窯址展示館を見学、その後、崔熊鐸(チェ・ウンテク)先生の熊川窯(ウンチョンヨ)を訪問しました。...
View Article韓国を訪ねる旅ー3 井戸茶碗づくり&熊川窯茶会
熊川窯茶会 このツアーの日程内容に次のように書かれていました。 ◎ 現地の「三白土」を用いて井戸茶碗の作陶体験 井戸茶碗の釉薬をかけて伝統の薪窯で焼成します ◎ 古陶磁陶片ギャラリー見学 ◎ 崔熊鐸(チェ・ウンテク)先生宅で茶会...
View Article韓国を訪ねる旅ー4 陶芸家・閔泳麒(ミン・ヨンギ)と魚屋(ととや)
宿泊先の「山清韓方コンド」からの眺め 閔泳麒(ミン・ヨンギ)先生の自宅(李朝の両班様式) 韓国の旅の3日目に、山清窯の閔泳麒(ミン・ヨンギ)先生を訪ねました。...
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