2018年 謹賀新年
遠くに富士山、大山、丹沢山塊を臨んで 2018年1月1日撮影 新年あけまして おめでとうございます 年賀のご挨拶が大変遅くなり、ご心配をお掛けしました。 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。 いろいろありましたが(のちほどゆっくり書きます)、元気で新年を迎えましたので、ご安心ください。...
View Article2018年稽古初めは真之行台子
1月10日は「暁庵の裏千家茶道教室」の稽古初め、気合を入れて真之行台子となっていました。 1月5日、帰省していた息子たちが帰ってしまうと、家の中が急に静かに淋しくなりました。 「そうだわっ! 真之行台子の稽古をしてみよう」と稽古始めの準備を始めました。 床の軸は、利休居士「四規七則」(紫野黄梅院・太玄和尚筆)にしました。 和・・・人の道は和する調和すること...
View Article暁庵の茶道教室の初釜 in 2018・・・(1)
(失敗して初釜の写真が1枚もありません・・・ 去年のを使いました) 2018年1月20日(土)は暁庵の裏千家茶道教室の3回目の初釜でした。 茶席は横浜市中区の茶席「K」です。 せっかくの機会なので茶事形式でお役を適宜交代し、全員にお点前をして頂きました。 初座の亭主はKさん、初座の正客はN氏、次客KEさん、三客Fさん、四客Hさん、五客Tさん、詰Uさんです。...
View Article暁庵の茶道教室の初釜 in 2018・・・(2)
( 大雪の日に 2018年1月22日(月)15時頃撮影) (つづき) 後座の床は、中釘に一重口の竹花入を掛け、ウグイス神楽、紅白の椿を生けました。 後座の亭主Fさんの打つ銅鑼が席入りの時を告げています。 大・・・小・・・大・・・小・・中・中・・・大 銅鑼を聴く度に音色、大小の大きさ、間合いが好くなっているのがわかり、精進ぶりが嬉しいです。...
View Article雪のちらつく京都へ
雪の仁和寺 2018年1月27日撮影 1月28日(日)にS先生のお祝いの会があり、26日夕方に京都入りしました。 まだ右膝に不安があったので、早目に出かけて京都の友人K氏宅でのんびり2泊させてもらいました。 翌日、朝から雪がちらついています。 「ちょっとご主人をお借りしますね」...
View Article華甲のお祝いの茶会
冬牡丹・・・・嵐山・吉兆にて 淡雪の灑ぐ牡丹の紅増して 華甲の恩師慕ふごとく・・・ 1月28日(日)、S先生の「華甲のお祝いの茶会」にお招き頂きました。 「華甲(かこう)」とは還暦のことを言うそうです。 「華」という字が6つの「十」と一つの「一」からなるので六十一歳、昔は歳は数え歳で数えていました。...
View Article「やぶれ庵」の茶事
2月14日、バレンタインデー。 いまだ我が家の梅は咲きませんが、ようやく春の足音が聞こえて来たようですね。 「華甲のお祝いの茶会」の翌日(1月29日)淡路島へ渡りました。 ご亭主・T氏は京都在住中に親しくなった暁庵の数少ないボーイフレンドで、いつも素敵な茶事でおもてなしをしてくださいます。 母上・SK先生の喜寿をお祝いする茶事以来ですが、今回は社中Fさんとたった二人です。...
View Article「枝頭の春の茶会」へ招かれて
京都左京区吉田山近くにある「東北院」の「軒端の梅」 1月30日、Rさまの「枝頭の春の茶会」へお招きを受け、京都へ戻りました。 「暁庵さまの京都在住中には仕事が忙しく、我が家へお招きできなかったので、この機会に是非いらしてください」と嬉しいお声掛けがありました。 Rさまと御一緒した京都の思い出が懐かしく頭をよぎります。...
View Article如月の五葉会 in 1028
2月9日(金)は新年を迎え、初めての五葉会でした。 1月に初釜を兼ねて開催する予定でしたが、私の右膝の回復が思わしくなく、休会予定だった2月に変更して頂きました。 それでも花月の「互換機鋒看子細(ごかんきほうしさいにみよ)」についていける自信はなく見学のつもりでした。 前日、宗智さんからメールが入り、風邪のためお休みとのこと・・・・。...
View Article病院のミニ・コンサート
近くの公園の紅梅と白梅がまっ盛りです 2月に2週間ほどツレが神奈川県ガンセンターに入院しました。 11月に2回目の精密検査を受けて初期の癌が見つかったのです。 N先生から治療方法について丁寧な説明を受け、年明けに手術の選択をしました。...
View Articleマリメッコの茶の湯空間
2月27日に、すっかり重くなった腰を上げて「marimekko SPIRIT -マリメッコの暮らしぶり」という展覧会へ行ってきました。 重い腰を上げたのは、会期が2月28日までだったこと、 もう一つは硬直しがちな頭にドカン!と風穴を開けるような刺激が欲しかった・・・のです。 開催場所は東西線・東陽町にある竹中工務店1Fのギャラリーエークワッドです。...
View Article梅月の夜咄の茶事に招かれて・・・(1)
(茶事の写真がないので我が家の屏風です) 2月18日(日)、Sさまより夜咄の茶事へ招かれて、寒さも夜間も何のその・・・勇んで(?)出かけました。 席入りは18時、日の入りの関係で30分遅くなりました。 初めて東京のSさま宅へ伺うと、玄関の土間に続く上り框が十畳くらいのフラットな広間になっていて、その一部に三畳の畳が敷かれ待合になっていました。...
View Article梅月の夜咄の茶事に招かれて・・・(2)
(つづき) 中立となり、外は寒いので待合にてお鳴物を待っていると、 喚鐘を打つ音が聞こえ、客一同その場にうずくまりました。 5点・・・しっかり間合いを開けて、辺りを払い清めるかの如く鳴り渡ります。 なんと玲瓏な音色と響きでしょうか! 今までこのような喚鐘を聴いたことがありませんでした・・・。 その音は長く美しく心に染み入る響きがあり、夢の中のように後座へいざないます。...
View Article「花月の会」のお仲間を募集しています
「花月の会」(仮称)のお仲間を募集しています 「五葉会」(七事式の勉強会)とは別でして、花月を初歩から修練する会です。 会の概要が整いましたので、初歩(足の運び)からお稽古する方を若干名募集いたします。 特に資格はありませんが、楽しく回数を重ねて花月を修練して参りましょう。 初めて出逢うお仲間と、初歩から花月之式を学ぶのもまた新鮮で楽しみにしています。...
View Article弥生の五葉会 in 2018
床に「隅田川」(蓼洲画)を掛け、釣釜(雲龍釜)にしました 3月9日(金)は弥生の五葉会でした。 廻り炭之式、結び帛紗花月、昼食をはさんで三友之式の順でお稽古しました。 10時頃に集合し、手分けして炭台、巴半田、筋半田などの準備をします。 廻り炭から始めるので、先ず全員で巴半田の巴の灰形に挑戦しました。 初めて・・・という方もいましたが、こればっかりは実際にやるっきゃない!...
View Article能「泰山府君」と桜の命
横浜能楽堂の舞台にいけられた「桜と松」 ここのところ暖かいですね! 5月の陽気だそうで、今年の桜の開花が大幅に早まりそうです。 4月8日に”さくらの茶事”を予定しているので、その頃には桜花がどうなることかしら?・・・とやきもきしています。 そんな折、3月10日(土)に「能の花 能を彩る花」第5回「桜」・能「泰山府君(たいさんぷくん)」を見に横浜能楽堂へ行きました。...
View Article炉点前の立礼席
彼岸桜と椿(源氏車?)を縄文土器花入にたっぷりと・・・ (花は散歩道の途中にある農家の無人販売所で求めたものです) 昨年11月に右膝を負傷して以来、いろいろ考えることがありました。 かねてより「立礼席の時代」と思っていたけれども、右膝の故障もなく点前座での立居ふるまいに何の支障もなかった時には「立礼席」を常時設けることにためらいがありました。...
View Article「春が来た!」茶事へ招かれて・・・その1
さくらの開花宣言が聞こえ始めた3月17日、Fさんから「春が来た!」茶事へお招きを受け、社中4名でウキウキとお伺いしました。 正客はN氏、次客暁庵、三客Tさん、詰Kさんです。 大岡川の河岸段丘の坂を少しのぼるとFさん宅があります。 風情のある竹垣のある門を一歩入ったところから、前回とは様子が違い、亭主の心配りと進化を感じました。 玄関の小上がりがすっきりと片付けられ、待合が広くなっていました。...
View Article「春が来た!」茶事へ招かれて・・・その2
(つづき) 外腰掛で気持ちの良い春風に吹かれ、清談していると銅鑼の音が聞こえてきました。 大・・・小・・・中・・中・・・大 この音色が一段と味わい深く心に響きました・・・。 正客N氏も感じ入ったようで、我がことのように嬉しいです。 蹲踞を使い、後座の席入をすると、床に花がいけられていました。 レンギョウ、貝母、雪柳、椿が瓢花入に・・・瓢の酒を酌み交わしながら野遊びの趣向のようです。...
View Article弥生の教室だより・・・廻り炭と花月
横浜市旭区「ふるさと尾根道緑道」にて 3月29日撮影 (コンビニのおにぎり2個と牛乳を持って行き、花の下でランチしました) 3月28日に廻り炭之式、平花月、濃茶付花月をしました。 3月に入り、五徳をあげて釣釜を掛けました。 できたら五徳の無い今のうちに「廻り炭之式」を体験してほしいと思い、お声掛けをしました。...
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