令和6年クリスマス・飯後の茶事・・・(2)
(折敷に盛り付けられた点心) つづき) 当日は半東AYさんが腕まくりで点心を作りました。 ご自分が出来る懐石で献立を考え、12月初めには試作品を食べさせて頂いたり、熱心に取り組んでくださいました。 お出しした点心は(写真左上から時計回りで)柚子なます、たらとしめじの湯葉巻(銀餡、しょうが)、生麩田楽(南京麩と餅麩)、鶏肉と生姜の炊き込み俵ご飯です。...
View Article令和6年クリスマス・飯後の茶事・・・(3)
(いつもよりもっと暗くしたい!・・・) つづき) 蝋燭の灯のもとで濃茶を練って差し上げるのが好きですが、今回はいつもよりもっと暗くしたい!と思いました。 だいぶ前になりますが、香川県直島の家プロジェクトで訪れた「南寺」(ジェームス・タレルの作品)の暗闇が心に浮かんできたのです。...
View Article令和6年クリスマス・飯後の茶事・・・(4)
(散紅葉がきれいでした・・・12月25日撮影 広尾・祥雲寺にて) 茶事の数日後、茶事の礼状がYさまから直接我が家へ届けられました。 開けてみてびっくり仰天しました! 素晴らしい巻紙の絵手紙を写真にて掲載します。 さらにSKさまからも心温まる礼状が郵送で届きました。こちらも掲載させていただきます。 Yさまからの巻紙の絵手紙 SKさまからのお手紙...
View Article令和7年(2025年)の念頭に思うこと・・・
新年あけまして おめでとうございます 昨年は大変お世話になりました 本年もよろしくお願いいたします 令和7年 元旦 暁庵 今年はどんな年になるのでしょうか? 先のことはわかりませんが、令和7年(2025年)念頭に思うことがあります。 昨年10月26日(土)に第28回「丘の上チャリティ茶会」へ出かけた折のことです。以下ブログより転載します。...
View Article新しい習い事・・・花塾
ここ数年考えていたことをやっと実行に移せました。昨年11月のことです。 お花を習いたいと思いました。茶花や伝統生け花(池坊流、草月流など)ではなく、全く知らない現代アートのような花に触れてみたい・・・と。 ずっーと先生を探していましたが、決心して通うことになったのが花塾でした。先生は40歳代の男性です。...
View ArticleHOLLYWOOD FESTIVAL ORCHESTRA(Japan Tour 2025)
令和7年(2025年)1月4日(土)にHOLLYWOOD FESTIVAL ORCHESTRA(Japan Tour 2025)へ行きました。 横浜みなとみらいホールで14時開演でした。 思えば5回目でしょうか? 最初は確か京都在住の時の2015年お正月だった・・・・ それ以来、コロナ時を除いて2年に1回のオーケストラの演奏を楽しんできました。...
View Article続・茶道具こわい・・・城端塗と城ヶ端塗
(外に広がる畑や野山を見ながら食べるベランダ席・・・Cafe&レストラン「杜」にて) 「茶道具こわい・・・令和6年師走」の続きです。 14年前のこと、城端塗の棗を追い求めて、富山県城端(じょうはな)町へ旅したことがあります。 (以下、ブログからの抜粋です) 富山県南砺市出身のSさんから南砺市の話を興味深く伺っていると城端(じょうはな)という地名が出てきました。「じょうはな?...
View Article令和7年初釜に向けて・・・台目濃茶の稽古
(初稽古のお軸は「関 南北東西活路通」 東福寺・西部文浄師) ロイヤルパークホテル東京日本橋の耕雲亭 (ビルの5階とは思えない緑豊かな佇まいが素敵です) 暁庵の裏千家茶道教室の初釜を昨年と同様、ロイヤルパークホテル東京日本橋の耕雲亭でN先生のお社中と共催で行います。 耕雲亭の四畳半台目の小間で暁庵社中が濃茶席を、六畳の広間でN先生社中が薄茶席をそれぞれ担当します。...
View Article令和7年乙巳歳の「今日庵東京稽古始め」に出席して
(京都の今日庵のお床です・・・今日庵HPより) 1月17日(金)、令和7年乙きのと巳み歳の「今日庵東京稽古始め」へ行ってまいりました。 昨年11月の三笠宮妃百合子殿下の薨去により、恒例の「初釜式」に代わって今年は「稽古始め」として行われました。...
View Article令和7年初釜は耕雲亭にて・・・(1)濃茶席
(ロイヤルパークホテル東京日本橋の耕雲亭・・向って右の建物、ビルの5階です。) (耕雲亭小間・・・躙口と貴人口があります) 1月18日(土)、令和7年の初釜を昨年と同じロイヤルパークホテル東京日本橋の耕雲亭で開催しました。 S先生のもとで共に研鑽に励んでいるN様と共催の初釜で、小間の濃茶席は暁庵社中、広間の薄茶席はN様社中が担当しました。...
View Article令和7年初釜は耕雲亭にて・・・(2)祝い膳を囲んで
(耕雲亭隣接の和食レストラン「源氏香」・・・向かって左側) つづき) 耕雲亭隣接の和食レストラン「源氏香」の広間で一同揃って祝い膳を囲みました。 全員が席に着いたところで暁庵とN先生が新年のご挨拶をし、N先生の音頭で盃を高く上げて乾杯し、祝い膳を賞味しました。 初釜へ馳せ参じてくださったお客様に「何をお話したらよいかしら?」と考えましたが、「五百生のお茶のご縁」のお話をしました。...
View Article令和7年初釜は耕雲亭にて・・・(3)薄茶席
つづき) 午後は3席、最終の薄茶席へ入らせていただきました。 広い床には見事な結び柳が飾られ、柳筒に白い椿が一輪、侘助でしょうか? 御軸は「瑞烟新」(ずいえんあらたなり」、淡々斎宗匠の御筆です。 香合はふっくらと可愛らしい於福香合(九谷焼陶幸窯)、席主のN先生そっくり・・・というお声も多かったそうです(影の声・・・ホント!)。紙釜敷は奥村吉兵衛作です。...
View Article令和7年初釜は耕雲亭にて・・・(4)終章(おたより)
HYさまが耕雲亭茶室の魅力や特徴を現場で説明してくださいました。 全員が入れず・・・ごめんなさい (注:HYさまは一級建築士、数寄屋建築を手掛けています) つづき) 初釜終了後にお客さまからメールやお手紙を頂戴しました。ありがとうございます! 正直、疲れないといえばウソになりますが、疲れをとってくれる特効薬のおたよりを嬉しく拝読しました。...
View Articleオンライン稽古に挑戦中です
(富士山が見えた日に・・・) 今、海外の生徒さんとのオンライン稽古に初めて挑戦しています。 暮れから考えていたことですが、スウェーデン在住の生徒Oさんと稽古が思うように出来ないことが気になっていました。自分が置かれた環境の中で、とても熱心に裏千家茶道を追及しているOさんにしっかりお稽古を積んで、準教授を目指してもらいたいと願っています。 それで、zoomでの稽古を・・・と思いました。...
View Article東京教室の初点茶会・・・濃茶席
掲載が遅れ2月半ば近くになってしまいましたが、1月28日(火)にS先生・東京教室の初点茶会が広尾・祥雲寺で開催されました。 毎年、1月の最初の稽古日は初点茶会になっていて、濃茶席をS先生がしてくださり、薄茶席を各班持ち回りで受け持っています。今年は1班の担当でした。 (書院に飾られた蓬莱飾り) いつも稽古で使う茶室が濃茶席になっていて、先ずは一同揃って新年のご挨拶を交わしました。...
View Article東京教室の初点茶会・・・薄茶席
つづき) 薄茶席の床には「閑座聴松風」、坐忘斎家元の御筆です。 床柱には五葉松と紅白椿が竹一重切に生けられ、会記には銘「老松」、小田雪窓造とありました。 香合は「亀の洲香合」、五代大樋長左衛門造、玄々斎箱書です。 (五代大樋長左衛門の「亀の洲香合」) すぐにお菓子が運び出されました。菓子は「若松」、浅草・千茶製です。...
View Article大炉はないけど大炉の稽古
(早春の川辺・・・運が良ければカワセミに出会えます) 如月(2月)と言えば大炉の季節ですが、我が家には大炉がありません。 大炉は、裏千家11代玄々斎が北国の囲炉裏にヒントを得て創出され、裏千家独特のものです。六畳の間に逆勝手に切られ、炉の逆勝手の点前を基本とし、極寒の2月頃に用いられます。...
View Article「如月の夢の茶事」へ招かれて・・・(1)
(待合に祀られた木彫の観音様・・・「如月の夢の茶事」にて) 令和7年2月20日に「如月の夢の茶事」へお招きいただきました。 昨年から「暁庵さまをお招きする茶会をしたいので2月20日は空けておいてくださいね」と言われていたお茶事でした・・・昨年、いいえ、4~5年前からいつかお呼びしたいと思ってくださっていたのです・・・。...
View Article「如月の夢の茶事」へ招かれて・・・(2)
(ご近所のしだれ梅がほころび始めました・・・如月20日頃) つづき) SEさまの「如月の夢の茶事」の思い出に後礼の手紙をこちらへ書き留めます。 SEさまへ 2月20日の茶会へお招きいただき、ありがとうございました。...
View Article2月の花塾・・・春を生ける
今日(2月25日)は久しぶりの花塾でした(前回)。 11月に体験見学、12月から正式加入して12月24日・クリスマスイブにお正月の花、でも1月28日はS先生の東京教室の初点茶会でお休み、やっと今日が2回目の花塾でとても楽しみでした。...
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