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Channel: 暁庵の茶事クロスロード
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コロナ禍の「文月の朝茶事」・・・(1)無我

    (本席の床に「無我」のお軸を掛けました)   コロナウイルスの第2波(?)が心配される連休中の7月24日、「文月の朝茶事」にお客さまをお招きしました。 早朝6時の席入りです。 3時半に起床。しっかり目覚め、しっかり腹ごしらえをしなくては頭も体も働かないので、先ずは珈琲を飲み、朝食をとりました。...

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コロナ禍の「文月の朝茶事」・・・(2)次第と懐石

(百日紅が咲いています・・・季節の花300)   (本席は立礼席です。こちらで懐石を差し上げました。    いつものことですが、懐石の写真がありません・・・)   (つづき) 寝坊助の暁庵には6時席入という朝茶事は初めてでした(今までは8時過ぎの席入でした)。 今年2月に暁の茶事(4時席入)をしたお陰で、お客さまも亭主も早起きには動ぜず(?)行うことが出来ました。...

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コロナ禍の「文月の朝茶事」・・・(3)後座の花と濃茶

      (白い木槿と野葡萄   花入れは火吹き竹)   (つづき) 各服点で美味しい濃茶をスムースに差し上げたい・・・と半東Kさんと心をくだきました。 特に火相と湯相、朝茶事では後炭をしないので、中立で最後まで良い火相を保つよう炭を足しました。炭の足し方も一気ではなく徐々に火が回るように工夫しました。 小柄な朝鮮風炉なので湯が薄茶まで足りるように湯も足し、これで一安心です。...

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コロナ禍の「文月の朝茶事」・・・(4)後礼のお手紙

    (8月1日に関東地方で梅雨が明け、久しぶりに青空がひろがりました) (つづき)  コロナ禍の「文月」の朝茶事が無事終了しました。 茶事を何回やっても思うところは多々がありますが、片づけをしながらひたすら体力の回復に努めています。それでも、朝茶事だったし天候不順でそれほど暑くなかったので消耗は少ない方でした。...

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コロナ禍の許状式

(床に許状式の設えをすると、いつも身が引き締まる思いがします)   2020年7月30日に許状式をしました。 Iさん、SYさん、Aさんが中級(四ヶ伝、和巾点、茶箱点)の許状を拝受しました。 誠におめでとうございます! 3人とも忙しくお仕事をしながら茶道をめざしています。(残念ながらSYさんは仕事があり欠席です) 立会人として社中を代表してKさんとKTさんに参加して頂きました。...

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ヨコハマトリエンナーレ2020・・・(1)エントランス

 「ヨコハマトリエンナーレ2020  AFTERGLOW  光の破片をつかまえる」     (2020 7.17ー10.11  横浜美術館、プロット48)   家に居て何もしなくても汗が吹き出します。倒れるような暑さ、横浜でも連日猛暑日です。 そんなある日、横浜美術館で開催中の「ヨコハマトリエンナーレ2020」へ行きました。 ヨコハマトリエンナーレは3年に1度開催される現代アートの国際展です。...

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ヨコハマトリエンナーレ2020・・・(2)アートに触れる

「からみあい」(ポップな巨大アートから何を感じ、想像を広げるのか?)   (つづき) 見る順番があるのかもしれませんが、思いつくまま記します。 1.エヴァ・ファブレガスの作品「からみあい(Pumping)」 「なに!...

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お茶と断捨離

   夜明け  (8月20日4時40分撮影)   遠く四国・宇和島市に住む裏千家流の先輩Kさまから最後(?)の段ボールが届きました。中に手紙が入っていました。    残暑お見舞い申し上げます    好物のカステラと水羊羹をありがとうございました。    最後の「ガラクタ」を送ります。    ご迷惑と存じますが、どうぞよしなにお取り計らいください。    たくさんのご協力に感謝します。...

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9月も半ばになって・・・

    9月の奥伝の日・・・大円草のお稽古   しばらくブログをお休みしました・・・。 8月はひたすら冷房下で猛暑をやり過ごし、暁庵の茶道教室も夏休みをとったので心身ともにのんびりしました。 しっかし、8月末には9月8日の「重陽の茶事」の立礼の稽古に取り掛かり、あっという間に夏休みが終わりです。...

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しばらくお休みします

 YOKOHAMA4トリエトリエンナーレ2020の作品  レヌーカ・ラジーヴ 2016年制作(布、刺繍)  「国際的最下層に毒する食糧供給者の最上から降り注ぐ力」   夏の疲れが出てきたのでしょうか? 疲労感がなかなか抜けず、持病(腰と膝)が出てきて困っています。 しばらくお休みして、のんびりと体力回復に努めたいと思います。 また元気にブログでお会いしましょう。      暁庵...

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「赤毛のアンの茶事」に招かれて

  野の花(すすき、菊、水引、秋海棠、藤袴、木槿、杜鵑、紅花、桔梗)  花入は陶器釣瓶 (あふれるばかりの野の花に秋の野山を赤毛のアンになって歩いている気持ちになりました・・・)   しばらくブログをお休みしていましたが、その間にあったことが書きたくなり、10月中に・・・と慌てて書いています。お付き合いくださると嬉しいです。   10月17日(土)に「赤毛のアンの茶事」が拙宅・暁庵で行われました。...

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左、ひだり、Left・・・

    庭石に左足指をひっかけて・・・・   霜月に入り、テレビで映し出された軽井沢・雲場池の紅葉に秋の深まりを楽しんでいます。 そして、やっと「左、ひだり、Left・・・」のことを書こうと・・・。   慢性化してしまった左膝と腰(脊椎の左側のすべり症、正式名称は?)に加えて、さらに故障が続きました。 10月17日(土)に行われた「赤毛のアンの茶事」の2日前に植木屋さんに入ってもらいました。...

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2020年炉開きと口切の会・・・(1)

    (上越国境の苗場ドラゴンドラからの紅葉   11月3日撮影)    2020年11月7日(土)に暁庵の裏千家茶道教室の「炉開きと口切の会」が行われました。 5日まで上越方面へ旅行に出かけていたので、前日はてんてこ舞いでしたが、当日は社中の皆様がキビキビと手伝ってくださって助かりました。その姿は頼もしく皆様の成長ぶりを感じて嬉しかったです・・・...

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2020年炉開きと口切の会・・・(2)

  「二居湖の紅葉」  上越国境の苗場ドラゴンドラから11月3日撮影   (つづき) 茶壷の拝見が終わる頃に御茶入日記が正客へ運び出されます。そのころ暁庵も再び席中へ入り、口切を見守りました。 茶壷は六古窯の一つの丹波焼で、作者は市野信水、口覆いは笹蔓緞子です。...

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2020年炉開きと口切の会・・・(3)

(谷川岳天神平から山頂を望む・・・温度1℃、積雪10センチ  11月4日撮影)   (つづき) 雨がぱらつき出したので蹲を使う席入が出来ず、後座の亭主KTさんが打つ銅鑼を合図に茶道口から席入してもらいました。 待合で暫時中立の間に湯相や火相を調え、床の掛物を外し、中釘に白玉椿と照葉を生けました。...

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2020年炉開きと口切の会・・・(4)「古染付」の特別鑑賞

(谷川岳ロープウェイとリフトで展望台へ・・・一面の銀世界でした。 11月4日撮影)   (つづき) 昨年の「炉開きと口切の会」ではN氏所蔵の天目茶碗と天目台が使われました。いずれも美術館で見られるような貴重なお品でした。 今年もN氏にお願いして、所蔵の骨董美術品の中からいくつかを選んでいただき、拝見と解説をお願いしました。 N氏が選んだのは「古染付」でした。...

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釣月庵・夜咄の茶事に招かれて・・・(1)

 (「GO TO トラベル」でにぎわう箱根へ出掛けました)   連日、コロナウイルスの一日の新規感染者数が最多となり、今日(21日)は2500人を超えています。 そんな折ですが・・・11月14日(土)、N氏から夜咄の茶事に招かれました。...

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釣月庵・夜咄の茶事に招かれて・・・(2)

 (翌日(15日)、大湧谷へ向かうロープウエイから富士山を望む)   (つづき) 席入りすると、小間(三畳上り台目、向う切)に短罫が赤々と灯されています。 床を拝見すると、趣深い一行書が目に飛び込んできました。 「花一枝人一遍」 汀風という署名があり、N氏の亡き父上様の御筆でした。...

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2020年 口切の茶事・・・(1)點笑(てんしょう)

      (本席に「點笑」の軸を掛けました)   2020年11月28日に口切の茶事をしました。 京都での茶事修行(?)を終えて2015年1月に横浜へ戻った時に、いくつかやりたいことがありました。 その一つが「口切の茶事」でした。毎年、11月に茶人の正月を祝う「口切の茶事」を我が家(暁庵)で開催したい・・・と思ったのです。...

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2020年 口切の茶事・・・(2)初炭と懐石

  つづき) 初炭になり、大きな瓢の炭斗、続いて灰器が運び出されました。大きな瓢の炭斗は茶友Wさまがユウガオの種から育て作ってくださったもので、暁庵の宝物です。粗相して欠けた所を漆で接いで愛用しています。 点前座には13代圓能斎お好みの猿臂棚(えんびだな)、その天板に羽箒と香合が莊られています。...

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