茶名拝受の許状式
10月12日(火)は許状式でした。 KさんとUさんが茶名を拝受しました。 誠におめでとうございます!! 10月10日(日)に「野月の飯後の茶事」があり忙しい最中でしたが、KさんとUさんが当教室で初めて茶名を拝受したのですから、忙しい・・・などと言っていられません。 近々「真之茶事」をしてお二人の茶名拝受をお祝いしたいので、茶事の前に許状式を・・・と思いました。...
View Article真の茶事をしました・・・その1
(四畳半の床の間・・・お軸とシュウメイ菊は我が家から持ってきました。 利休居士の画と鵬雲斎大宗匠の賛がお気に入りのお軸です) 10月17日に真の茶事(真引次茶事)をしました。 10月12日に社中のKさんとUさんが茶名を拝受したので、そのお祝いと引次のために真の茶事をして差し上げたい・・・と思ったのです。...
View Article真の茶事をしました・・・その2
北アルプス・槍ヶ岳 (真の茶事後の10月19日に撮影、新穂高ロープウェイにて) (独り言・・・あんなに高い山はもちろん低い山にももう登れないけれど、茶の道は諦めずに高みをめざして歩んでいけたら・・・) つづき) 皆で和やかにご挨拶を交わしました。 お軸(持参しました)の鵬雲斎大宗匠の賛について 今日親聞獅子吼 他時定作鳳凰兒 宗室(花押) 読み下しは、...
View Article真の茶事をしました・・・その3
広間(薄茶席)の設え(終了後の撮影です) つづき) 広間で薄茶を差し上げました。 薄茶席は宗泰さんと宗正さんに設えとお点前をお願いしました。 お軸は「清風萬里秋」、御筆は紫野喝堂師です。 花は7種、ススキ、吾亦紅、芙蓉、リンドウ、ホトトギス、紫式部、野紺菊を桂篭に宗泰さんがステキに生けてくれました。...
View Article山へ! 温泉へ!
(左奥に槍ヶ岳が見えます・・・展望台より) 茶事やお稽古が続きました・・・。 真の茶事の後にクールダウンを兼ねて、来たるべき炉開きや口切の行事に備えて気分転換が必要でした。 こんな時は自然に抱かれ、温泉に浸かるのが一番です。 10月19日から1泊2日で奥飛騨・西穂高方面へ車で出かけました。 (朝6時半出発、中央高速道を奥飛騨へ向かいます)...
View Article教授拝受のお祝いの会
10月30日(土)に社中の方が「教授拝受のお祝いの会」をしてくださいました。 ちょっぴり気恥ずかしいのですが、忘れないようにこちらに書いておきます・・・。 「コロナウイルスがなかなか治まらず気になっていたのですが、やっとお祝いの会をすることが出来ました・・・先生、誠におめでとうございます」と幹事さん。 思いがけないことで、もう恐縮するやら・・・皆さまのお気持ちに感激するやら・・・(汗汗)。...
View Article風流な鉄風炉で一服
10月の或る日、YKさまから薄茶一服のお招きをいただきました。 YKさまが茶友から風流な鉄風炉をもらい受けたというのです。伺っていると、前から興味を持っていた茶飯釜に使う風炉のようです。 「是非その鉄風炉を拝見したいし、薄茶一服いただけないかしら?」とお願いしたところ、お招きのメールが届きました。 暁庵さまへ 久しぶりに爽やかな陽気となりました。その後如何お過ごしでしょうか。...
View Article2021年炉開きと口切の会・・・その2
つづき) 昼食後、銅鑼が打たれ再び茶席へ入り、濃茶が始まりました。 濃茶は2席あり、寿棚(淡々斎好み)に水指は萩焼・割高台、薄器は大内塗秋草蒔絵の中棗にしました。 1席目の亭主はSさんです。客は3名、正客Uさん、Y氏、T氏の順で四畳半入りしました。...
View Article2021年炉開きと口切の会・・・その3(古伊万里鑑賞会)
(初期伊万里の大皿を手に特徴や見どころを解説中・・・高台が小さいのが特徴の一つだとか) つづき) 「炉開きと口切の会」の閉めは、N氏の骨董鑑賞会です。 昨年は「古染付」でしたが、今年は「伊万里に魅せられて」と題して初期伊万里から明治期の印判手まで時代を追って、伊万里焼の歴史、見どころや特徴などをお話してくださいました。...
View Article2021年「口切の茶事」を終えて・・・(1)
(11月半ばを過ぎ、京都や箱根から紅葉たよりが届くころになりました。アップが遅くなりましたが・・・) 8月から9月にかけてコロナウイルス第5派が猛威をふるった後、10月になり急速に鎮静化へ向かいました。 それで予定通リ、2021年11月14日(日)に「口切の茶事」をすることが出来ました。亭主は社中のM氏、暁庵は半東、懐石は小梶由香さんです。...
View Article2021年「口切の茶事」を終えて・・・(2)
つづき) 暁庵の口切では最初に茶壷を拝見します。「その方がこれから行われる口切への期待がいや増すと思うの・・・」という恩師N先生に教えられた仕方を守っています。 床から茶壷が点前座(道具畳)へ運ばれ網袋が外されると、「お壺、口覆共に拝見を・・・」と正客から声が掛かり、茶壷を鑑賞して頂きます(小習いの壷莊と同じ手順です)。...
View Article2021年「口切の茶事」を終えて・・・(3)
(後座の床と点前座) つづき) 懐石終了後、中立となり待合の椅子席へ動座して頂き、善哉と口どり(栗と柿)をお出ししました。 正座が長くなってしまうことへの配慮からそのようにしたのですが、皆さま、すっかり落ち着いてしまって・・・「お菓子を食べ終わりましたら腰掛待合へお移り下さい」と催促してしまいました。 大・・・小・・大・・小・・中・中・・・大、銅鑼が7つ打たれました。...
View Article2021年「口切の茶事」を終えて・・・(4)終章
(葉茶じょうごの一式) つづき) 2021年「口切の茶事」を終えて・・・の終章は、お客さまから暁庵へ寄せられたメールを掲載させて頂きます。 毎回、お客さまからのおたよりが茶席やご亭主の様子を半東&水屋の視点とは別な角度からお教えくださって、楽しみでもあり、いつも勇気と元気を頂戴しています。ありがとうございます! TIHOさまより 暁庵 様...
View Article行之行台子の許状式
2021年11月28日(日)に許状式を行いました。 Iさん、SYさん、Aさんが上級(行之行台子、大圓草、引次)の許状を拝受しました。 誠におめでとうございます! 立会人として社中を代表してNYさんとM氏に参加して頂きました。...
View Article冬ごもり中です
「暁の富士」 (2021年2月28日 日本平ホテルにて撮影) 寒中 お見舞い申し上げます ぶるっ!ぶるぶる! お寒いですね。 今年に入り日本でもオミクロン株が驚くほどの勢いで蔓延していますが、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか? 暁庵は今のところ元気に過ごしています。...
View Article寒稽古中です・・・暁の茶事
雪景色 (2022年1月6日撮影、初釜(8日)の2日前の大雪?でした) 2月初旬の「暁の茶事」に備えて寒稽古中です。 昨日は6時、今日は4時半に起床、寝坊助の暁庵にとっては朝起きはとっても大変! でも、最終的には2時起床を目指しています。 先ずは朝風呂に入り、それから炭を熾し、湯を沸かし、お稽古を始めたのは6時近く、まだ真っ暗です。...
View Article茶事準備中・・・暁の茶事
(雪の日に・・・2022年1月6日撮影) 明日は節分、あさっては立春、厳しい寒さが続いていますが、 春が駆け足でやってくるのを感じます。 暁の茶事まであと4日となりました。 寒稽古中に日の出が早くなったのを実感しつつ、今朝で寒稽古は終了です。 ここ1週間の観察で茶室が明るくなる時間が予想より遅かったので、待合集合を15分遅らせようかしら? と思案中です。...
View Article暁の茶事 in 2022 ・・・(その1) 焦りと覚悟と
(本席の行灯・・・今回はスズメ瓦は使わず蝋燭を灯しました) 2月5日(土)の早朝、暁の茶事をしました。 昨年はコロナウイルスの緊急事態宣言のため中止しましたが、今年はいざ決行!です。 ・・・それは、暁の茶事を行うための残された時間が少ないことへの焦りもあり、もしかしたら最後の暁の茶事になる可能性も・・・と覚悟しながら、次のようなご案内のお手紙を差し上げました。 「暁」は...
View Article暁の茶事 in 2022 ・・・(その2) 曉雪
(午前5時過ぎはまだ真っ暗です) つづき) お席入りの茶室は八畳の広間。なるべく暗さを感じてほしく、座敷行灯と床の手燭だけとしました。 お客さまお一人お一人とご挨拶を交わしました。 お正客IさまはS先生の同門社中です。1年お待たせした暁の茶事を楽しみに待ち望んでくださって、こちらも今回お招きできたことが涙が出るくらい嬉しゅうございました。...
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